猜疑心の強い人たちに対してイエス様は「わたしがいのちのパンです」と語りました

今日の聖書箇所

リビングバイブル訳

Scripture：

ヨハネの福音書　6章28～30節（新改訳2017）

すると、彼らはイエスに言った。「神のわざを行うためには、何をすべきでしょうか。」
イエスは答えられた。「神が遣わした者をあなたがたが信じること、それが神のわざです。」
それで、彼らはイエスに言った。「それでは、私たちが見てあなたを信じられるように、どんなしるしを行われるのですか。何をしてくださいますか。

Observation：

ヨハネは礼タイプの人たちを通して、私たちにイエス様の福音を語っています。もちろん、礼タイプだけのメッセージではありません。この弟子たちがイエス様のことを見ているけど、信じていないことを語っています。あくまでも信じられるようにしるしを求めるのです。

一般的にはエビデンス・根拠を求めるのです。この思考に対してイエス様はヨハネの福音書　6章35～40節で語られるのです。

「わたしがいのちのパンです。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません。
しかし、あなたがたに言ったように、あなたがたはわたしを見たのに信じません。
父がわたしに与えてくださる者はみな、わたしのもとに来ます。そして、わたしのもとに来る者を、わたしは決して外に追い出したりはしません。
わたしが天から下って来たのは、自分の思いを行うためではなく、わたしを遣わされた方のみこころを行うためです。
わたしを遣わされた方のみこころは、わたしに与えてくださったすべての者を、わたしが一人も失うことなく、終わりの日によみがえらせることです。
わたしの父のみこころは、子を見て信じる者がみな永遠のいのちを持ち、わたしがその人を終わりの日によみがえらせることなのです。」

食べるパンではなく、永遠の命を与えることのできる「わたしがいのちのパン」と答えるのです。5つのパンからの奇跡を通してしるしを与えているにも関わらず、そのことを信じることができず、またイエス様と共にいて見ているのにも関わらず、信じないのです。私が信じる根拠は、イエス様がいのちパンであることと父なる神様の御心を行うイエス様自身が根拠なのです。

「わたしの父のみこころは、子を見て信じる者がみな永遠のいのちを持ち、わたしがその人を終わりの日によみがえらせることなのです。」神様の御心を行うことが、しるしなのです。

Application：

信じきれない自分の弱さがあります。今、目の前にイエス様がいて信じるのだろうか？そんな問いをしながら、今日は読んでいました。そこに信仰、希望、愛が必要であることを改めて教えられました。イエス様を愛する根拠は、私の罪の救い主で、いつもそばにいてくださり、私のことを理解してくださっていると実感しているからです。また希望があります。永遠のいのちであり、よみがえることです。そして信仰があります。この信仰は、イエス様の確かさであり、父なる神様の御心を行っていると言う確かさを自分の根拠とするのです。

そのためにも、デボーションを通して、神様の御心を知り、御心を行っていこう！

祈りましょう（Prayer）：

天の父なる神様、あなたの御名を喜びあなたを賛美します。

今日もあなたの愛に感謝します。あなたの御心を行うイエス様を信じることが許されていることに感謝します。どうぞ、どのような時でもあなたの愛に生きることができるように助けてください。あなたから離れることなく、信仰を持って歩み続けることができるように助けてください。

今日もシェアリングチャーチ、ホームチャーチに属している一人ひとりを祝福してくださることを感謝します。病んでいる一人ひとりを癒してください。日本と世界の政治を祝福してください。終末の兆候が見られる中、あなたの愛が輝き、多くの人たちがあなたを信じることができるように助けてください。

今日もあなたの愛と恵みに感謝して、イエス様のお名前でお祈りします。
アーメン！