信仰生活
Scripture
マルコの福音書 12章29~31節
イエスは答えられた。「第一の戒めはこれです。『聞け、イスラエルよ。主は私たちの神。主は唯一である。
あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。』
第二の戒めはこれです。『あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。』これらよりも重要な命令は、ほかにありません。」
Observation
聖書の中で最も大切な戒めであり、命令がここに記されいます。
それは、2つの戒めになっています。
第一が、主は私たちの神。主は唯一である。心を尽くし、いのちを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。
第二が、あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。これらが聖書に記されている命令で最も重要です。これは、今日から読み始める申命記6章4節〜5節、平行箇所ではマタイ22章36節〜40節。そしてルカの福音書11章9節〜13節につながるのです。
これと同じ聖書の命令の集大成が黄金律と言われる、マタイの福音書7章12節「それで、何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい。これが律法であり、預言者です。」とあるのです。
Application
今日は聖書の中の戒めであり、重要な命令が記されていました。ここで気付いたことがありました。今まで、この第一戒を意識していただろうかと思ったのです。
主は私たちの神。と宣言していただろうか。
主は唯一である。と宣言していただろうか。
心を尽くして主なる神様を愛していただろうか。
いのちを尽くして愛していただろうか。
知性を尽くして愛していただろうか。
力を尽くして愛していただろか。
特にこの1ヶ月の間の葛藤もこのことに結びついています。神様よりも自分だったり、唯一なものを他のものにしていたりしているのです。素直にそうだとなっていない自分がそこにいたのです。仕事だったり、お金だったり、違うものを大切にしていました。一つ一つ悔い改めては、赦しを求めて、神様の恵みの中にいることの素晴らしさを味わうことになりました。本当に感謝です。
第二戒も実はイエス様の十字架の贖いにより、自分の中にある敵意を廃棄して隣人を愛することが大切であるにも関わらず、心理学でどうにかしようとしたりしていました。それだけではどうすることもできないのに、それにこだわっていました。敵を愛して祝福するように言われているのに、やっつけようと考える自分がいます。
そして今分かっていることは、この命令を守るためには聖霊の力が必要であると言うことです。神様の臨在の中、神の国が近づいたからこそ、悔い改めることができるのです。弱い自分にとって、神様を唯一とし、私の主ですと宣言するためにも、使徒の働きで皆に与えられた聖霊が必要であると実感しているのです。
それは求めれば与えられるのです。聖霊の力によって私たちは迷わず語ることができるのです。「主は私たちの神。主は唯一である。わたしは心を尽くし、いのちを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、わたしの神、主を愛します。』『わたしの隣人を自分自身のように愛します。」と宣言し、実行することができるのです。
シェアリング・チャーチを建て上げていくためにも、この重要な命令を守り、聖霊の導きの中で愛することを実行します。
Prayer
天の父なる神様、あなたの御名を賛美します。今日も御言葉をありがとうございます。あなたを唯一の神として、あなたの命じられていることを実行していくことができうように助けて下さい。今日も聖霊の導きの中で歩んで行きます。どうぞ、敵を愛し祝福することができるように助けて下さい。
あなたの愛に心から感謝します。
イエス様のお名前でお祈りします。 アーメン!