罪を数え上げられずにすむ人の喜び

今日のデボーション聖書箇所

信仰生活

Scripture
ローマ人への手紙　4章４～８節（LB訳）
では、アブラハムが天国に行く資格を得たのは、良いことをしたからでしょうか。違います。救いは贈り物として与えられるものです。もし善行によって救われるとすれば、もはや贈り物ではなくなってしまいます。しかし、救いは無償なのです。救いは、自分の力で手に入れようとしない人にこそ与えられます。なぜなら罪人が、「キリストは自分を神の怒りから救い出してくださる」と信じる時に、神は彼らを正しい者と宣言してくださるからです。ダビデは、救われる価値のない罪人が、神から「罪のない者」と宣言される幸いについて、こう言っています。「罪を赦された者、罪をすっかり消された者は、なんと幸いだろう。もはや主に罪を数え上げられずにすむ人の喜びは、どんなだろう。」（詩篇32・1-2）

Observation
私たちの最終的な問題は、自分の罪についてです。それぞれにもっている罪悪感をどのように処理しようとするのかが重要です。多くの人たちは自分の解釈や法律を作って、自分を正しい者としようとします。罪から逃れるためです。LGBTのことも、その背景があると思っています。性の志向であり、男性同士、女性同士、動物との性行為は聖書では罪とされていることに対して、法律的には問題ないとしたいのです。そして現在幼児に対する性行為を認めさせようという法律を作っている人たちがいます。それを禁止するのは差別だと言うのです。

聖書は誰でも救われることができるということで差別する事はありません。むしろ、罪を意識しなくては救いはないのです。しかし、同時に罪から離れることは勧められています。なぜなら、価値感が変わり、罪からの解放こそ、私たちの自由だからです。「罪を赦された者、罪をすっかり消された者は、なんと幸いだろう。もはや主に罪を数え上げられずにすむ人の喜びは、どんなだろう。」聖書で罪だとするからこそ、その救いが提示されているのです。

私のことで考えてみました。私は18歳の時に交通事故を起こしました。また一方通行のところを間違って入ってしまったり、速度超過で捕まったことがありました。本籍をかえるときに、〇〇警察署で手続きをしていました。その時に、篠田真宏の経歴が読み上げられたのです。そして事故や速度超過などが音声で流れたのです。私は一生ここから離れることがないのです。つきまとうのです。しかし、それが読み上げられなくなったら、本当に喜びですよね。それが恩赦、神様によって赦されることだと確信を得たことがありました。

その救いは自分の努力で得ることはないのです。「救いは贈り物として与えられるものです。もし善行によって救われるとすれば、もはや贈り物ではなくなってしまいます。しかし、救いは無償なのです。救いは、自分の力で手に入れようとしない人にこそ与えられます。なぜなら罪人が、「キリストは自分を神の怒りから救い出してくださる」と信じる時に、神は彼らを正しい者と宣言してくださるからです。」と記されているからです。ですから、罪からの救いに信仰のみとなるのです。救われるのは神様からの贈り物であるとしたら、それを受け取って（信じて・信仰を持って）歩んで行きましょう。

Application
私は誰一人として差別されることがあってはならないと考えています。そして罪人こそ救われる必要があるので、神様は私にも救いを与えてくださいました。それは神様の恵であり、贈り物でしかないのです。自分の努力や力で救われるなら、私の人生は諦めていることでしょう。そして、この救われた喜びを多くの人たちに伝えていきたいと願っています。
そのためにも。。。
１）救いの喜びを表しているか、チェックしよう。
２）多くの人たちに伝えたいと思っていても、それを妨げているのは何か、ブレークスルーするために自分の力ではなく、聖霊の力が与えられるように祈ろう。
３）デボーションを通して、神様との会話を大切にしよう。

Prayer
天の父なる神様、あなたのお名前を賛美します。あなたによって救われ、罪を読み上げられない喜びに感謝します。今日もあなたを礼拝し、あなたの御心を行っていくことができるように助けて下さい。聖霊によって満たしてください。もっと多くの人たちに福音を伝えていくことができるように導いてください。
今日もあなたの愛に感謝して、私たちの救い主イエスキリストの御名でお祈りします。アーメン！