神様との会話が確信を深める

信仰の確信

Scripture
使徒の働き 27章21~26節
長い間、だれも食べていなかったが、そのときパウロは彼らの中に立って言った。「皆さん。あなたがたが私の言うことを聞き入れて、クレタから船出しないでいたら、こんな危害や損失を被らなくてすんだのです。
しかし今、あなたがたに勧めます。元気を出しなさい。あなたがたのうち、いのちを失う人は一人もありません。失われるのは船だけです。
昨夜、私の主で、私が仕えている神の御使いが私のそばに立って、
こう言ったのです。『恐れることはありません、パウロよ。あなたは必ずカエサルの前に立ちます。見なさい。神は同船している人たちを、みなあなたに与えておられます。』
ですから、皆さん、元気を出しなさい。私は神を信じています。私に語られたことは、そのとおりになるのです。
私たちは必ず、どこかの島に打ち上げられます。」

Observation
パウロはローマに送られる途中で、船が嵐に巻き込まれてしまいます。パウロはこの時期に出発すると嵐に遭うことを話しているのですが、信じてもらえなかったのです。しかし、実際に嵐に遭い、食べることもできない状況の中で、パウロが神様からのメッセージを伝えます。

Application
今日の鍵となる言葉は、「私は神を信じています。私に語られたことは、そのとおりになるのです。」と語られていることです。
①神様を信じています。
②私に語られたことは、そのとおりになるのです。
とパウロは確信を持って語っているのです。
そのことを踏まえて、民数記7章89節を読んでみると
「モーセは、主と語るために会見の天幕に入ると、あかしの箱の上にある『贖いのふた』の二つのケルビムの間から、彼に語られる御声を聞いた。主は彼に語られた。」

この共通しているところは、モーセもパウロも神様との会話があると言うことです。私たちも神様との会話をすることが出来ます。
今の私たちにとっての会話はデボーションを通してです。祈り、聖書を読み、私に対して教えられたことをジャーナリングし、そして信頼できる人たちと分かち合い、祈りあうのです。
この基本的なことをしていて、なおイエス様の恵みに生きている人に神様が直接語りかけることがあります。ただし、注意しておかなければならないことは、その人の行動です。預言者たちの姿を見ていると本当に敬虔な人が多いのです。偽預言者は高慢で、自分の利益のために語っている人が多いです。90%本当のことをいい、10%嘘が混じっているのです。ですから、聖書では預言する者は他の人たちによって吟味される必要がある(1コリント14:29〜32)と言われているのです。

話を戻しますが、私たちにとって会話ができるのは、聖書を読み、祈り、ジャーナリングする方法です。聖書を初めて読んだ人も、神様がその人に語っていることを知ることができます。これ以上に確かなことはありません。

この繰り返しによって、私たちは神様との会話を楽しむことができるようになります。これが信仰生活の基本となり、確信を持って語ることができるようになるのです。もちろん、ここには聖霊の働きがあることは言うまでもありません。

そして、もう一つ大切なことは、この神様との会話を通して、信仰の確信と同時に人々を励ましていくこと、必要なことを満たしていくことです。シェアリング・チャーチを建て上げるためにも、このデボーションを大切にしながら、同時に御言葉によって励まし、祈り、空腹ならお腹を満たすことをしていきます。
これはきっと聖霊の賜物の働きだと思います。もてなすことが苦になくできる人はもてなし、奏楽ができる人は奏楽し、自分のすべてを使って神様を礼拝するのです。

私はクリスチャンになった時、大自然を見ながら神様がおられることを信じました。自分の罪に気付いたのも実は、夕焼けの圧倒される雲の色でした。再臨の主が来られると思うほどに迫力があり、高校一年生の私は一人小チャペルに膝をつき祈りました。キャンプファイヤーの時に雨が降っていても、祈りの中でその空間だけ星空でした。断水しても水源地に行って祈ると、水が出てきたりしました。多くの人たちが、イエス様を信じてキャンプファイヤーの時に証をしていました。私にとっての確信は、聖書からもそうですが、日常に起こっていることを通して確信していきました。ですから、その出来事と神様の働きが結びつくことで確信を強く持つことができるのです。そして私にとって2013年のリーダーシップ・プラクティカムにいって、デボーションの素晴らしさが御言葉と日常が結びつくことだと知ったのです。ですから、更なる確信が生まれ来たのです。

私は神様を信じています。
神様が語られたとおりになることを私も信じています。

それはクリスチャンになったあの日から、変わらずにわたしを愛してくださった神様の愛によるのだと確信しています。

私たちもまずパウロやモーセと同じように、神様との会話を第一にしていきましょう。そして、信仰を強め、お互いにみことばを通して励まし合っていきましょう。

Prayer
天の父なる神様、今日は使徒の働きと民数記から、あなたと会話することの大切さを学びました。日々、デボーションを通してあなたとの会話ができるように導いてください。私に必要なことを教え、悔い改めることはあなたの恵みの中で悔い改め、前に向かって前進することができるように導いてください。病気の方々や、疲れを覚えている人たちもあなたが支え、守ってください。また、今は経済面に困っている人たちが多いですから、必要なものを備えてお守りください。あなたが語りかけてくださることに感謝します。私たちの救い主イエス様のお名前でお祈りします。 アーメン!

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