神様との時間を大切にしよう

神の原則

Scripture
マルコの福音書 2章27~28節
そして言われた。「安息日は人のために設けられたのです。人が安息日のために造られたのではありません。
ですから、人の子は安息日にも主です。」

Observation
この章は神様の原則を教えています。罪人を赦すこと、病気を癒やされること。罪人のために来られたこと。新しい革袋にすること、安息日の再定義が記されいます。ここに神様の原則と私たちの物の見方の違いがあるように思いました。

Application
行動コミュニケーション学についてハワイの中林先生がコラムを書いてくださいました。さすが礼タイプの先生なので分かりやすい例えを持ってきてくださったので、嬉しかったです。ビジネスと聖書(10) 

この行動コミュニケーション学を開発するときも聖書からつくり直しました。そのときに教えられた原則は、一般の考えと反対でした。貧しい者は幸いであると聖書では教えるのです。一般では富んでいる方が幸いであると教えるのです。ということは、本当に大切なことは何かを明確にする必要があるのです。

安息日は人が休むために、そして神様の恵みに活かされていることを覚え、感謝するためにあるのです。7日目を休むことを通して、神様との関係を見つめなおし、私たちは人とのしての主体性を回復するのです。

ところが律法的になっている人は、安息日を守ることが大切なので、守らない人を裁いて批判していくのです。これはいつでも陥ってしまう罠です。

私たちはデボーションを毎日しています。そうすると、していない人は必ず裁かれるように感じてしますそうです。それは、きっとデボーションの意味を取り違えているからだと思います。神様との会話だからこそ、愛と恵みによって生かしてくださっている神様との会話をしたいだけです。しかし、行いによって義と認められようとすると、ルールが大切になり、しなければならない、しない自分はダメな人間になってします。だからこそ、相手を批判して自分を正当化し、本来大切にすべき神様も人も置き去りにしてしまうのです。

人のことではなく、自分の心をみていくと色々なことが思い浮かびました。
☆神学生時代に一生懸命奉仕をしていました。そして、教会員が帰った後に掃除をするのですが、なぜ掃除しないんだと批判していました。
☆神様を礼拝するために教会に行きますが、奉仕しない人はダメな人として観ている自分がいました。
☆教会のことで奉仕する人を裁く信徒さんに対して、批判的な自分がいました。
☆礼拝に招く心が大切なのに、あの人は来て欲しくないと思うことがありました。酷いですが、そう思っている時があるのです。

神様は私たちを愛してくださいました。イエス様の十字架の死と復活によって、私たちを神様に招き入れてくださいました。その恵みのゆえに、安息日でもどんな時でも神様は私の主なのです。
私たちは神様に愛され、私たちが幸せで長生きするために、そして神様との関係を強固にするために安息日を作ってくださったのです。
ですから、私たちはその愛と恵みに応えるために、神様との時間を大切にしたいのです。
それを実行するためには、聖霊と御言葉によって霊性を高めていく必要があるのです。それは同時に、自分が罪人であること、神様の恵みに活かされていることに感謝して生きることになるのです。

一般の信徒の方々(ミニスター)は、月曜日から土曜日まで働き続けています。そして日曜日に礼拝に集いたいのです。神様との関係を回復し、一週間を乗り切りたいのです。もちろん、奉仕はとても大切な事ですが、奉仕者も含めて神様の前にでて御言葉から教えられ、自分のこととして受け取り、それをシエアすることが、今の時代に必要だと思っています。賜物は教会の外で福音宣教のために聖霊の導きの中で使うことが重要だと教えられています。そして使えば使うほど、神様に愛されていることを知り、賜物を使う喜びに満たされていくのです。

私は神の愛と恵みに活かされていることを今日も覚えて歩んでいきましょう。

Prayer
天の父なる神様、あなたの御名を賛美します。人の子は安息日にも主です。と語ってくださっている恵みに感謝します。神の国が近づいたからこそ、私の原則を変えていく必要があります。なぜなら、それこそが悔い改めだからです。今日も私たちはルールを愛するのではなく、自分を自分の力で義としようとするのでもなく、ただあなたの愛と恵みによって愛され義とされ赦されていることを感謝して歩む事ができるように助けて下さい。私たちはあなたの導きの中で、喜びをもって歩む事ができるように助けて下さい。シェアリング・チャーチの準備も導いて下さっていることに感謝します。私たちがただ神様の恵みに活かされ、愛されていることの故に、あなたの福音を多くの人たちに証することが出来るように助けて下さい。イエス様のお名前でお祈りします。 アーメン!

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