見ない、聞かない、覚えない、悟らない弟子たち

〜聖書に隠されている利き脳〜　【勇タイプマルコが強調する弟子への忠告】

信仰生活
Scripture
マルコの福音書　8章17～21節（新改訳聖書2017）
イエスはそれに気がついて言われた。「なぜ、パンを持っていないことについて議論しているのですか。まだ分からないのですか、悟らないのですか。心を頑なにしているのですか。
目があっても見ないのですか。耳があっても聞かないのですか。あなたがたは、覚えていないのですか。
わたしが五千人のために五つのパンを裂いたとき、パン切れを集めて、いくつのかごがいっぱいになりましたか。」彼らは答えた。「十二です。」
「四千人のために七つのパンを裂いたときは、パン切れを集めて、いくつのかごがいっぱいになりましたか。」彼らは答えた。「七つです。」
イエスは言われた。「まだ悟らないのですか。」

Observation
勇タイプの思考は、今何をするのかが大切です。ですから、以前にあったこととリンクすることが難しいです。私は義タイプなので長編映像で物事を捉えているので、過去のことも一貫性を持って認識する事ができます（だからスゴイとかではなく、それぞれの良さや欠点があるので批判という事ではありません）。

この認識の仕方について、イエス様はマルコを通して注意をしているのです。それが見ない、聞かない、覚えない、悟らない事です。

色々な奇跡を見ても信じない、それが見えていない会話をしている弟子たちです。神様の奇跡を目の当たりにしての大切な視点は何か、それは神様のパンによって養われている事です。いつも忘れがちですが、私たちの日常の出来事も含めて神様によって養われているのです。恵みに生かされているのです。

ですから、パリサイ人たちのような自分の力や自分の行動で義とされるようなパンであるならば、神様との関係ではなくなるのです。この境目がわからなくなるのが義タイプの欠点です。そんな中で私たちはイエス様が神様の権威を持って、奇跡を行い、神様が養われることを悟る必要があるのです。
出来事、出来事は覚えていてもそのつながりがわからないのです。
今日、私たちはもう一度神様によって養われ、恵みに生かされていることを覚えて歩みましょう。また私たち自身も神様の権威を持って人々を解放するために福音を伝え続けていきましょう。

Application
点から線へとかいう言葉をよく聞きました。点と点をつなげることが重要です。そこに神様の権威、摂理、真理、恵みと愛が満ち溢れていることに気づかされます。私も奇跡を見せていただいているにも関わらず、神様の権威を認めていなかったことに気付かされました。デボーションを通して、神様の権威に従って、多くの人たちを解放するために活用していきます。

Prayer
天の父なる神様、あなたのお名前を賛美します。
愛する子よ、今わたしのために立ち上がりなさい。多くの人たちがわたしから離れていく、パリサイ人たちのパン種に気をつけなさい。甘く、惑わされやすいものだから。わたしの愛に根を張りなさい。わたしと共に歩みなさい。わたしはあなたと共に歩み、あなたを祝福し、多くの人たちの罪から解放するからだ。今の出来事に憂いてはならない。わたしの計画を信じ、わたしの聖書に記されていることが起こるからだ。わたしと共に戦え、わたしがあなたの前に進み、あなたの後ろで守るから立ち上がりなさい。
わたしがあなたを祝福するからだ。救い主イエスキリストの御名でお祈りします。アーメン