黄金律に生きる

信仰生活

Scripture
マタイの福音書　7章11～12節（2017新改訳聖書）
このように、あなたがたは悪い者であっても、自分の子どもたちには良いものを与えることを知っているのです。それならなおのこと、天におられるあなたがたの父は、ご自分に求める者たちに、良いものを与えてくださらないことがあるでしょうか。
ですから、人からしてもらいたいことは何でも、あなたがたも同じように人にしなさい。これが律法と預言者です。

Observation
マタイの福音書7章12節は、黄金律（ゴールデンルール）と言われる箇所です。黄金律は成功するための原則として語られています。しかし、元々は聖書を解き明かす上で最も大切な箇所です。それは、これが律法であり預言者であるからです。聖書の中の聖書の言葉であり、それは成功するしないということではないのです。生きていく上で最も重要な法則なのです。それは神様との関係を明確にするために記されているからです。
いつも12節だけを取り上げますが、今日は11節の「それならなおのこと、天におられるあなたがたの父は、ご自分に求める者たちに、良いものを与えてくださらないことがあるでしょうか。」ということが大切です。
ルカの福音書　11章9～13節
ですから、あなたがたに言います。求めなさい。そうすれば与えられます。探しなさい。そうすれば見出します。たたきなさい。そうすれば開かれます。
だれでも、求める者は手に入れ、探す者は見出し、たたく者には開かれます。
あなたがたの中で、子どもが魚を求めているのに、魚の代わりに蛇を与えるような父親がいるでしょうか。
卵を求めているのに、サソリを与えるような父親がいるでしょうか。
ですから、あなたがたは悪い者であっても、自分の子どもたちには良いものを与えることを知っています。それならなおのこと、天の父はご自分に求める者たちに聖霊を与えてくださいます。」
とあります。
父なる神は、私たちが求めるときに聖霊を与えてくださるのです。つまりマタイ12章11節の「良いもの」とは聖霊のことです。
黄金律を実践するときに大事なことは、この良いものを与えることです。イエス様を信じる事で、聖霊がその人に与えられ、神様の恵みに生きることができるようになるのです。罪赦され、自分の弱さのうちに神様が働かれることを知り、そのままの自分で神まさの愛によって生きることです。自分がその恵みに生きているときに、人々にこの神様の愛が伝わっていくのです。私たちが黄金律を実践するためには、聖霊の導きが必要です。神様に愛されているから、そばに行き、話を聞いて、承認して、して欲しいことをしてあげることができるのです。
なぜなら、神様によってしていただいているからです。

Application
まず自分自身が神様の愛に満たされている必要があるなぁと実感しました。それがないから福音が伝わりにくいんだろうなぁと思いました。デボーションを通して神様の愛に満たされ、聖霊の導きによって福音を語っていきましょう。

Prayer
天の父なる神様、あなたのお名前を賛美します。
黄金律について今日は改めて学ぶことができました。神様の与えてくださっている良いものである精霊によって、神様の恵みに生かされ、満たされて歩んでいきます。いつも神様の愛に生きることができ、多くの人たちにあなたの愛を伝えていくことができるように助けてください。
救い主イエスキリストの御名でお祈りします。アーメン