恐れを捨て、御国を求める

信仰生活
Scripture
ルカの福音書　12章31～34節（新改訳聖書2017）
むしろ、あなたがたは御国を求めなさい。そうすれば、これらのものはそれに加えて与えられます。
小さな群れよ、恐れることはありません。あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国を与えてくださるのです。
自分の財産を売って施しをしなさい。自分のために、天に、すり切れない財布を作り、尽きることのない宝を積みなさい。天では盗人が近寄ることも、虫が食い荒らすこともありません。
あなたがたの宝のあるところ、そこにあなたがたの心もあるのです。

Observation
私たちは日常のことに追われます。私は特にそうですが、経済に目が向きます。経済に目が向くことで、神様の御心よりもお金に執着してしまうのです。心がお金になっていくのです。

そんな私に向けて神様はいわれるのです。御国を求めなさいと！

神の国とその義を第一に求めるようにマタイではいわれています。御国は神の国と言えます。神の国を求めるときに、私たちはこのように考えます。まだ得られていないから得るために求め続けなければならないと！しかし、実際には神の国が既に与えられていて、私たちがこの世の心配から一歩踏み出せないでいるのです。経済はどうしようかと心配し、恐ることで一歩踏み出せないのです。

ですから恐ることなく、一歩踏み出せばいいのです。御国を求めていくときに与えられるのです。

ここで誠タイプのルカが示されていることは、善を行うことです。善を行うこと、つまり施しをすることが語られているのです。誠タイプは経済を豊かにすることを神様から任せられているのです。そして自分のために蓄える人たちです。しかし、自分のためでは力が出ないのです。隣人愛だからです。なので、天に宝を積むように語られているのです。

人のためにという偽りではなく、相手のために貢献すること、そして何よりも御国が与えられているからこそ全てが与えられていくのです。

もしかすると、自分のためにという思いが行動を止めているのかもしれません。本当に相手のためにというところ、御国のためになることに焦点が当たる時に経済の祝福が与えられるのです。私たちは神の国、御国を求めて一歩踏み出してみましょう。心が御国のためにとなった時、天に宝が積まれていくことを喜びとしていきましょう、

Application
自分の弱さである経済のことを改めて覚えることができました。そして、そこから解放される手段も神様が用意してくださっているのです。ただいつもそこに一歩踏み出せないでいる自分がいることに気づいたのです。人々が解放され喜びに満たされるために御国を求めて一歩行動していこうを思わされました。

Prayer
天の父なる神様、あなたのお名前を賛美します。御国を求めて歩ぬことができるように、あなたを見上げて、あなたを思い、あなたを考え、あなたに従っていくことができるように憐れんでください。ただあなたの恵みに生かされていくことができるように助けてください。御国が与えられていることに感謝して歩むことができますように聖霊によって導いてください。今日もあなたの愛に感謝して、救い主イエスキリストの御名でお祈りします。アーメン