十字架にかけろと叫ぶ自分が・・・

今日のデボーション聖書箇所

信仰生活

Scripture
マタイの福音書27章20節〜25節（LB訳）
ところが、祭司長とユダヤの役人たちは、バラバを釈放し、イエスの死刑を要求するように、群衆をたきつけました。 それで、ピラトがもう一度、「二人のうち、どちらを釈放してほしいのか」と尋ねると、群衆は即座に、「バラバを！」と大声で叫んだのでした。「では、キリストと呼ばれるあのイエスは、どうするのだ。」「十字架につけろ！」「どうしてだ。あの男がいったいどんな悪事を働いたというのか。」ピラトがむきになって尋ねても、人々は、「十字架だ！　十字架につけろ！」と叫び続けるばかりでした。どうにも手のつけようがありません。暴動になるおそれさえ出てきました。あきらめたピラトは、水を入れた鉢を持って来させ、群衆の面前で手を洗い、「この正しい人の血について、私には何の責任もない。責任は全部おまえたちが負いなさい」と言いました。すると群衆は大声で、「かまわない。責任はおれたちや子どもたちの上にふりかかってもいい！」と叫びました。

Observation
ちょっと前まではイエスを「ホザナ、ホザナ」と歓迎していた群衆。それが「十字架につけろ」と叫んでいます。
自分で考えない人たちがこの世の中に大勢いるのです。それが群衆です。今も、この群衆によって世論が変わります。責任のない発言をし、人に合わせて変わっていくのです。そして、責任については「かまわない。責任はおれたちや子どもたちの上にふりかかってもいい！」と叫びました。まさに、相対であり罪人そのものです。その責任は、神の裁きに結びつくのです。だからこそ、イエス様の十字架によって罪赦される必要があるのです。この群衆に向かって福音を宣べ伝えていくのです。なぜなら、神の愛は一人も滅びて欲しくないと願っているからです。

Application
自分も群衆のようになっているときがあります。無責任だと思うのです。優柔不断とも言えますが・・・
相対の人間として、罪多き人間だからこそ、神様の恵みに生かされ、イエス様によって罪赦されていることに感謝しよう。
群衆のようにならないように、自分で調べ、考え、行動し発言していくことが重要だと教えられました。また、イエス様に従って歩むのですから、デボーションを通してイエス様だったらどのように考え、話し、行動していきます。

Prayer
天の父なる神様、あなたの大いなる御名を賛美します。
イエス様を十字架にかけろと言っているような者です。しかし、同時にそれが神様の御心であり、罪が明確に示されます。だからこそ、イエス様とともに歩み、イエス様が考えるように考え、話すように話し、行動するように行動していけるように聖霊の助けをお与えください。あなたの愛に感謝して、私たちの救い主イエスキリストの御名でお祈りします。
アーメン！