信仰生活
Scripture
マルコの福音書 16章15~20節
それから、イエスは彼らに言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に福音を宣べ伝えなさい。
信じてバプテスマを受ける者は救われます。しかし、信じない者は罪に定められます。
信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、わたしの名によって悪霊を追い出し、新しいことばで語り、
その手で蛇をつかみ、たとえ毒を飲んでも決して害を受けず、病人に手を置けば癒やされます。」
主イエスは彼らに語った後、天に上げられ、神の右の座に着かれた。
弟子たちは出て行って、いたるところで福音を宣べ伝えた。主は彼らとともに働き、みことばを、それに伴うしるしをもって、確かなものとされた。〕
Observation
マルコの福音書の最後の章は、イエス様の宣教命令です。「全世界に出て行き、すべての造られた者に福音を宣べ伝えなさい。」と語られているのです。
そして信じる人々には次のようなしるしが伴うと言われています。イエス様の御名によって悪霊を追い出し、新しい言葉を語りとあります。それは使徒の働きを見るときに聖霊に満たされて行っている事です。なぜなら、イエス様は天にあげられ、神の右の座に着かれたからこそ、福音宣教は私たちに委ねられ、私たちは聖霊の力によってしるしを伴って福音を証していくのです。
Application
今日はマルコの福音書の最終章です。それは世界宣教で終わっているのです。昔、Tさんという方から質問されました。「全世界に出て行きとありますが、篠田先生の全世界はどこですか」と・・・そのときの答えは「この地域が全世界です」と答えました。「先生、聖書はそのまま書かれていることですから、全世界は全世界なんです。全世界に出て行き、すべての造られた人に福音を伝えていきましょう」と言われました。その方を通して、クリントン大統領の朝祷会に招待されました。そして世界中から人々が集まって、話を聴き、祈りをするのです。
私の行動には限界がありますが、全世界のために祈ることはできますし、宣教している人を応援することはできるのです。
ここで教えられたことは、全世界に向かう自分の姿勢でした。
今日教えられたことは、福音を宣べ伝えることです。そして、信じる人々にはしるしが伴うのです。それは聖霊の賜物であって、自分の力ではないのです。この1ヶ月で福音はイエス様の十字架の死と復活による罪の赦しですし、それに伴う神の国、神様の臨在のことであると教えられています。それは聖霊に満たされるからこそ、しるしが伴うのです。
ここで信じる人々とあります。私は癒やしの祈りをしても聞かれないかも知れないと思ってしまうのです。それは信じる人々に含まれていません。頭で祈るからだなぁと思うのです。そうではなく、神様の恵みに感謝して、聖霊が私を通して働いてくださるということ、どう祈っていいのか分からないから聖霊の助けをいただいて祈るのです。
私たちのすべきことは「いたるところで福音を宣べ伝えた。主は彼らとともに働き、みことばを、それに伴うしるしをもって、確かなものとされた。」
福音を確かにされるのは、主であることを最後に教えられました。主が働かれるのです。私はこの通りよき管となるためにも、神様の恵みを覚え、祈りつつ歩んで行きたいと願わされました。
Prayer
天の父なる神様、あなたの御名を賛美します。
あなたが福音を確かにしてくださっていることを感謝します。ただ私は通りよき管として、歩む事ができるように助けて下さい。
全世界に出て行き、福音を伝えていくことができるように助けて下さい。
今日もあなたの愛に満たされ、聖霊の賜物をもって関わることができるように助けて下さい。
イエス様のお名前でお祈りします。 アーメン!