信仰があなたを救う

信仰生活
Scripture
ルカの福音書　8章46～48節（新改訳聖書2017）
しかし、イエスは言われた。「だれかがわたしにさわりました。わたし自身、自分から力が出て行くのを感じました。」
彼女は隠しきれないと知って、震えながら進み出て御前にひれ伏し、イエスにさわった理由と、ただちに癒やされた次第を、すべての民の前で話した。
イエスは彼女に言われた。「娘よ、あなたの信仰があなたを救ったのです。安心して行きなさい。」

Observation
私たちは何かを恐れていることがあります。それは自分の存在を知られることかもしれません。
自分が病気であること、人の前に出ていくことは辛いことであると思います。

しかし、イエス様は「だれかがわたしにさわりました。わたし自身、自分から力が出て行くのを感じました。」と言われ、誰であるか、人前に出ることを求めたのです。
今のご時世からすると、これは心を傷つける行為だとして批判されるでしょう。しかし、ここがとても大切なことです。恐れは罪や自己否定から生まれてきます。イエス様はここから人を解放するのです。そのために女性が自分のことを受け止め、信仰をあらわすチャンスを与えているのです。

そして自分の心を開いて、民の前で女性は話したのです。

私たちは仮面を被ろうとします。強く見せようとします。人より優れているものと認められようとします。
しかし、それは自己中心的な生き方であり、神から離れた罪の世界に生きているのです。今、多くの人たちが自分にベクトルが向くように仕向けられています。自分の思考が停止するような状況が生まれてきています。それはサタンが私たちを神様の原則から遠のけようとしている働きです。

だからこそ、私たちはイエス様の声に従って立ち上がらなければならないのです。民の中で証をすることが求められているのです。

そして勇気を持って語り出した時に、イエス様に言われるのです。「娘よ、あなたの信仰があなたを救ったのです。安心して行きなさい。」

私たちの信仰はどこにあるでしょうか。声を出すことが必要な時に来ています。今、証しなくていつするのでしょうか。

イエス様は語られるのです。恐れている私たちに語られるのです。「だれかがわたしにさわりました。わたし自身、自分から力が出て行くのを感じました。」

それに応える信仰を持って立ち上がって証をしていきましょう。

今日私たちの心を神様に向けて賛美し、その恵みに歩んでいきましょう。

Application
今日は改めて自分の信仰について考えることができました。イエス様の呼びかけてに答えて立ち上がったにも関わらず、周りを気にして語っていないのではないか。語るためにも自分を整えて、神様の愛をしっかりと受け止めて歩んでいくためにも、日々デボーションを通して整えていきます。

Prayer
天の父なる神様、あなたのお名前を賛美します。
信仰の大切さを覚えることができました。あなたの呼びかけに応えて、あなたを証することができるように導いてください。そのためにも聖霊によって強められ、語るべき言葉を語ることができるように助けてください。今日もあなたの愛に感謝して、救い主イエスキリストの御名でお祈りします。アーメン